【チラシ】大北農園様のチラシ

桃の生産量、日本一の山梨県。

その中心地の一宮町で70年以上、桃を

つくり続けている大北農園様のチラシです。


山梨県産の桃というだけで、

すでにブランド力があると思います。


でも、チラシを制作するにあたっては、

そのなかでも大北農園さんが選ばれる理由を

しっかりとお伝えする必要があります。


桃単体だけを見ただけでは、

明確に他との区別がつくわけではない

ところに難しさがあります。


そこで大切になるのが、

いままでの歴史や伝統、ルーツ、

そして大事にしている想いです。


ちなみに、こちらのチラシは、

不特定多数に配るというよりは、


いままで、ご購入いただいた方へ

桃の季節がやってきたことを

お知らせするためのものです。


ですから、


パッと見て魅力が伝わるということより、

しっかりと想いを伝えるということに

重きを置いた内容となっています。


農園の名前というのは、たいてい

園主の苗字になっていることが多いので、

大北農園さんの園主も大北さんかと思いきや、

代々、風間さんなのです。


70年以上の歴史を持つ、

大北農園さんの名前の由来は、


かつて養蚕などで地域貢献していた時代に

「北にある大きな家」という意味合いで

「おきた」と呼ばれていたことによるもの。


こういったことは、

歴史があるからこそ語れることであって、

それを未来へ繋いでいくチカラとなります。


この先の世代まで、安心・安全に

食べ続けてほしいという想いから、

農薬も従来の1/3まで抑えているそうです。


単に、農薬を控えるというのではなく、

伝統を受け継ぎ、それを次世代へと

繋いでいく使命があるからこそ、

未来を見据えた行動になっていくのですね。


本チラシを制作するにあたり、

3代目園主、風間元規様から伺った想いは、

心を打つものがあり、後日、

取材記事としてまとめたいと思います。


伝統を継ぐということについて、

わたし自身も、とても感化された制作でした。


ご依頼主様概要

農園名|大北農園

所在地|〒405-0079 山梨県笛吹市一宮町金田1223

連絡先|0553-47-2297

ネットショップhttp://nouen.o-kita.net/


制作概要

用紙|マットコート紙(標準紙)

厚み|約0.08mm(連量90kg)

追加加工|三つ折り加工

写真|石井 玲(甲陽書房 企画開発室)

※ 桃の写真は大北農園様からのご提供

編集|石井 玲(甲陽書房 企画開発室)

石井 玲|Ishii Ryo

皆さまの引き立て役としての編集者を目指しています。
東京都世田谷区出身。武蔵工業大学工学部機械システム工学科首席卒業。双子座のAB型。
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ファブレスメーカーの生産管理部長を経て、開店休業状態の家業(甲陽書房)の立て直しへ。
生産管理と編集者の共通点である「本来の魅力、品質を引き出し、人とチカラを合わせながら、モノやサービスをつくる」活動をしています。

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