ハンドメイド作家として活動していると、
作品の中には、ブームが去ってしまって、
そのままお蔵入りしてしまっているものも
増えてくることがありますよね。
トップの写真は、
ビーズアクセサリーが全盛期だったころに
作ったCanapeの製作キットたちです。
基本的に、商品をそのままに、
売り方だけ変えて乗り切るというスタンスは、
長続きしないうえ、押し売りみたいになる
リスクがあるので、控えるべきと思います。
ですから、ブームが去ったとするならば、
時流に合わせて商品そのものや
コンセプトを変えていく必要がありますね。
正直、実は、この製作キットも、
バラバラのパーツに戻し、他の作品へと
変えていくつもりでした。
ですが、制作に関わった人たちやご家族から、
なんとか活用してほしいというご要望があり、
その方法を考えていくことになりました。
本来であれば、商品やサービスを作る前に、
必要とされるものを想定し、それに合わせて
開発していくのが健全だと思います。
しかし、今回のように、
今、目の前にあるものをなんとかしたい
……というご要望は、少なからずあります。
コストだけではなく、いろんな思惑から
そう簡単に商売や商品を変えられないと。
ただ、まずは事実として、そのままでは
売れない(選んでもらえない)ことを
認識したうえで、現状を把握するところから
スタートだと思っています。
現状を把握するにあたり、
以前、価値とは相対的ということを
学んだことを考慮すると……
まずは、競合が何かを考え、
そのうえで自分の特徴や強みを
決めていくのが良いと思われます。
わたし自身の実験でもありますので、
いったん、それらの情報発信・集約する場を
作りたいと思います。(記録していくイメージ)
次回は、その“場”をどうしていくかを
記事にしていきたいと思います。
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