ものごとに集中するためには


あれもやりたい。これもやりたい。好奇心が旺盛なのか、欲張りなのか。でも、結局、あれもこれも中途半端になってしまう…ということは、よくあることです。結局、チカラが分散してしまうんですね。


自分自身の時間やエネルギーだけでなく、組織で動くとすれば経営資源(人、物、金、時間)も当然限られています。だとすれば、限られた資源を有効に使うために、集中していかねばなりません。


では、一点集中するために、どうすればいいか。それは「やらないこと」を決めるということです。


ついつい、集中すべきことを決めていく…という手順になりがちですが、「やめること」「やらないこと」ことを決めるのが先。そうすることで、自ずと集中すべきことに向かっていきます。


これは「ランチェスター戦略」の一点集中主義という考え方です。ランチェスター戦略については、またちょくちょくとまとめていきますが、今回は、ついつい手を広げがちな自分へ自戒を込めた記事として掲載しておきます。

石井 玲|Ishii Ryo

皆さまの引き立て役としての編集者を目指しています。
東京都世田谷区出身。武蔵工業大学工学部機械システム工学科首席卒業。双子座のAB型。
-----
ファブレスメーカーの生産管理部長を経て、開店休業状態の家業(甲陽書房)の立て直しへ。
生産管理と編集者の共通点である「本来の魅力、品質を引き出し、人とチカラを合わせながら、モノやサービスをつくる」活動をしています。

0コメント

  • 1000 / 1000